寺田 将志
こんにちは。CCIのアナリティクス担当の寺田です。
今回はGA4で計測しているイベントと、それに紐づくイベントパラメータを一気に取得できるサンプルクエリを紹介したいと思います。
(使用目的)
◎イベントごとに紐づいているイベントパラメータを一気に調べたい
(GTMのタグ設定や、GA4レポートでイベントごとにどんなイベントパラメータが設定されているか調べるのかなり大変ですよね....😱)
◎フラット化テーブルを作成するにあたって、イベントパラメータにどんなデータ型が格納されているか調べたい
(使用できる条件)
◎GA4とBigQuery連携が済んでいること
(サンプルクエリで出来ること)
◎イベントごとに紐づいているイベントパラメータを一覧化できる
◎イベントパラメータのデータ型を一覧化できる
サンプルクエリを以下に紹介します。
--TABLE_SUFFIX定義
--例として、1年前～昨日までのイベントテーブルを対象とします
WITH ts AS (
SELECT FORMAT_DATE("%Y%m%d",DATE_SUB(CURRENT_DATE("Asia/Tokyo"), INTERVAL 1 YEAR) AS start_date --1年前
,FORMAT_DATE("%Y%m%d",DATE_SUB(CURRENT_DATE("Asia/Tokyo"), INTERVAL 1 DAY)) AS end_date --昨日
)
--期間指定
--例として、1年前～昨日までのイベントテーブルを対象とします。
--対象としたいGCPのプロジェクト名とデータセット名を入力してください
,period AS (
SELECT event_name, event_params
FROM `プロジェクト名.データセット名.events_*`
WHERE _TABLE_SUFFIX BETWEEN (SELECT start_date FROM ts) AND (SELECT end_date FROM ts)
)
,raw_data AS (
SELECT DISTINCT event_name AS event_name
,event_params.key AS event_params_key
,CASE WHEN event_params.value.string_value is NOT NULL THEN "str"
WHEN event_params.value.int_value is NOT NULL THEN "int"
WHEN event_params.value.float_value is NOT NULL THEN "float"
WHEN event_params.value.double_value is NOT NULL THEN "double"
-- すべてのevent_params.valueがNULLの場合
ELSE "event_params_keyに値なし"
END AS data_type_of_event_params_key
FROM period
CROSS JOIN UNNEST(event_params) AS event_params
)
SELECT * FROM raw_data
ORDER BY event_name, event_params_key, data_type_of_event_params_key
;
(実行結果の可視化)
実行結果をスプレッドシートにダウンロード後ピボットテーブル機能を使えば、以下画像ののようにイベントに関する情報は丸分かりです！
※弊社の場合
イベント：「Clarity」 イベントパラメータ「eventAction」に２つのデータ型があることがわかります。どんなデータ型があるか調べてから、イベントテーブルをフラット化しないといけませんね、、、
CCIではGA4の導入や計測カスタマイズなどの支援を随時行っております。
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