【GA4】デフォルトチャネルグループとUTMパラメータについて

更新日:2月10日

 こんにちは。CCIアナリティクス担当の谷井です。

今回はGA4におけるデフォルトチャネルグループとUTMパラメータについて解説します。

 
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■デフォルトチャネルグループとは

デフォルトチャネルグループとはGA4のルールに基づいて分類された流入元の定義です。

ユニバーサルアナリティクス(以下UA)にもデフォルトチャネルグループはありましたが、GA4ではさらに細分化されています。

 
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※Googleヘルプ

 

赤字の流入チャネルがGA4から新しく登場した流入チャネルです。

UAと比較して細分化されているのがお分かり頂けるかと思います。

例えばUAでは「Social」だけだった分類が、GA4からは「Organic Social」、「Paid Social」の2種類に分類されています。

SNSサイトからの流入も自然流入なのか、広告流入なのかを分類することが可能になりました。また、「Video」も新たに登場しており、動画流入も分類できるようになっています。

 
 
 

■UTMパラメータについて

UTMパラメータを使用することで、どのサイトから、どのキャンペーンやクリエイティブでサイトに流入したかなどが判別が可能になります。

引き続きGA4でも使用することができますが、使用できるパラメータが増えました。

ただし、2022年6月現在、管理画面上から確認できる情報は限られています。

 
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※Googleヘルプ1  ※Googleヘルプ2

現時点で管理画面上で確認できるのは「utm_source(参照元)」「utm_medium(メディア)」「utm_campaign(キャンペーン)」となります。

「utm_source_platform」についても管理画面で確認ができますが、現時点ではGoogleの広告プラットフォームの一部、shoppingに関する一部しか反映されておらず、ほとんどが「Manual」に分類されています。

今後のアップデートで反映されていくことが予想されるので、引き続き注視が必要です。

 

※追記:2022年7月ごろからutm_termとutm_contentが確認できるようになりました。

【GA4】直近のアップデートまとめ(直帰率、CV率、パラメータ情報の反映)

 
 
 

■GA4のUTMパラメータを使用する際に注意すること

 UAのサービス終了もアナウンスされたことからGA4への移行完了された方も増えてきたかと思います。

しかしながらGA4を本格活用しているケースはまだ少なく、現時点ではGA4とUAを並行で計測しており、分析においてはまだUAを利用しているケースが大半ではないでしょうか。

今後UAを利用しながら並行してGA4での検証方法を確立していくことになると思いますが、その際にパラメータ利用における注意点を解説します。

 

冒頭でデフォルトチャネルグループがGA4からより細分化されると述べました。

つまり、GA4とUAではデフォルトチャネルグループの定義が異なるということです。

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※2022年5月時点で調査した結果です。

 

上記はGA4のデフォルトチャネルグループの定義に基づいて付与したパラメータです。

GA4は意図通りの分類になっていますが、UAではTwitterやfaceookが「Paid Search」に分類されていたり、YouTubeが「Other Advertising」に分類さているのがお分かりになるかと思います。

UAでデフォルトチャネルグループを活用している場合は、意図しないデフォルトチャネルグループに分類されてしまう可能性が高いので、GA4のパラメータに切り替えるタイミングの見極めが必要です。

また、GA4のパラメータに切り替えたあとにUAを使って分析を行う際は、デフォルトチャネルグループ単位ではなく、参照元/メディア単位で行うなど分析粒度の変更が必要になります。

 

いかがでしたでしょうか。

GA4の本格活用に向け、この記事が皆様の参考になれば幸いです。

 

CCIではGA4の導入や計測カスタマイズなどの支援を行っております。

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